研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、熟達者と複数の学習者が体感的情報を共有する場としての分散協調環境を構築することである。そのために、暗黙知としての触力感覚を忠実に再現する触力覚インタフェースを開発する。本研究では力加減を筋の活動状態である生体信号として計測し、手指の動作とそれに伴う力加減の識別に有効な特徴を深層学習によって抽出する。また、触力覚および電気刺激によるフィードバックを行い、触力感覚を高精度に再現する仕組みを構築する。さらに、複数の学習者が体感的情報を共有しやすくするため、立体視提示によって視覚的臨場感を高める仕組みを実現する。