研究課題
基盤研究(C)
複数の大学が共同利用するLMS(学認LMS等)では,情報漏洩,プライバシー保護の対策として仮名ID利用が有力である。しかし,仮名では互いにユーザが分からないため,教員ですら学生の受講情報を見ることができない等の問題がある。本研究では,仮名と実名の変換を行う「仮名ID変換プロキシ」を開発し,利用機関に実名でのログを提供できるようにするとともに,学認LMSを前提として,学習ログも提供することを可能にする。このことにより,仮名IDによる共同利用LMSの安全な運用を実現することを目的とする。