研究課題
基盤研究(C)
聴覚障害者と豊かなコミュニケーションを行うためには、健聴者も手話を利用できることが望ましい。しかし手話の自主学習では、手話の身体動作を正しく模倣できているかどうかを自分で確認することが難しい。そこで本研究は手話の一種である指文字を対象として、模倣した指文字の正しさをカメラ映像から複数認識技術で最適判定する指文字認識選択手法と、模倣が間違っている場合にはその箇所と理由説明を行う倣い学習支援手法を開発する。また、実際に繰り返し学習できる自主学習支援システムを作成・評価することで、手話に不慣れな多くの健聴者が簡単・効果的に自主学習する機会を提供可能とする。