研究課題/領域番号 |
23K11387
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
|
研究機関 | 佐世保工業高等専門学校 |
研究代表者 |
佐藤 直之 佐世保工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (30826889)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ゲーム情報学 / 箱庭療法 / ゲーミフィケーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は精神医療分野を対象にしたゲーミフィケーションを試みるもので,具体的には「コンピュータプログラムによる『箱庭療法』の実施」を実現させようとする.動物,植物,建物や置物をかたどったピースを,一定の広さの仮想空間内にユーザーが自由に配置して,その際の操作データをもとに機械学習を行うことで,各ユーザーの精神的不調(またはそのリスクや予兆)の有無をコンピュータが判断する.この研究によって,学術的には「精神医療分野と理工学的アプローチの組み合わせによる新たな知見」の創造,工学的には「専門医の手を必要としない精神医療」の実現可能性が高まることを目指す.
|
研究実績の概要 |
前年度まで継続の研究テーマの進行が1年分遅れたために、その分だけ本テーマの開始が遅れた。この遅れた分の研究テーマの進行状況および成果報告は別途『科研費助成事業21K17872 心理誘導型の探索技術の応用により人との暗黙的な結託を図れるゲーム人工プレイヤ開発』の報告書にて記した通りである。 このため、本テーマについて本年度は研究開発環境である『Unity』の導入と習熟、研究成果物として得られる予定のオンライン箱庭療法プログラムを管理するためのホームページサーバーの契約の2点を行い、研究開発に必要な環境の整備を行った。 また国内研究会に参加することで人の精神的な娯楽に寄与するAI技術の調査を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
前年度まで継続の研究テーマの進行が約1年分遅れたために、その分だけ本テーマの開始が遅れた。この遅れた分の研究テーマの進行および成果報告は別途『科研費助成事業21K17872 心理誘導型の探索技術の応用により人との暗黙的な結託を図れるゲーム人工プレイヤ開発』の報告書にて記した通りである。 本年度は『Unity』の導入と習熟、研究成果物として得られる予定のオンライン箱庭療法プログラムを管理するためのホームページサーバーの契約を行い、研究開発環境を整えた。また国内研究会に参加することで人の精神的な娯楽に寄与するAI技術の調査を行った。
|
今後の研究の推進方策 |
1年間ずらしたスケジュールにて本テーマの研究活動が開始される。そのため当初の予定した「研究初年度」に記した通りの予算使用をR6年度から行う。目的とする箱庭手法のプログラム化の許諾を取り、Unity環境上での実装を行う。必要な構成物の発注を行う。
|