研究課題/領域番号 |
23K11391
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分63010:環境動態解析関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
土岐 知弘 琉球大学, 理学部, 准教授 (50396925)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 東シナ海 / 熱水 / 冷湧水 / メタン / 希ガス同位体分析 / 希ガス同位体比 |
研究開始時の研究の概要 |
東シナ海の大陸斜面域に見つかっている冷湧水から,間隙水及び堆積物を採取し, 1)その中に含まれる希ガスの同位体比から,マグマの関与を議論する, 2)各種地質温度計を用いて起源温度を推定する, 3)長期熱流量計を用いて正確な熱流量を測定し, 4)起源深度の推定を行い,冷湧水現象の深さ方向の規模を知る, 5)超好熱菌の有無を調べ,海底熱水との関連を議論する,ことを通して,当該冷湧水のドライビング・フォースを明らかにする。
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研究実績の概要 |
2023年度は,計画通り,2024年度以降の研究船共同利用研究申込を行った。結果は,残念ながら不採択であったことから,2024年度乗船実習において,当該海域からの表層堆積物試料採取を計画している。そのことは,次善策として,計画調書に織り込み済みである。乗船実習は,2024年5月12~18日まで行われ,サンプリングの準備は計画通り進行している。なお,持ち帰った試料について,東京大学大気海洋研究所において希ガス同位体分析を行うが,その件に関して,外来研究員(旅費付)の申請は採択されている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
次善策ではあるが,計画通り遂行されているから。
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今後の研究の推進方策 |
2024年5月に行われる乗船実習において,計画通り東シナ海大陸斜面域の表層堆積物を採取し,船上において直ちに銅管に封じる。持ち帰った試料に関して,東京大学大気海洋研究所において,2024年10月ごろ,希ガスの同位体比分析を行う予定である。
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