配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究開始時の研究の概要 |
九州地方は近年毎年のように豪雨に見舞われ, その原因究明が急務となっている。九州における極端に強い対流に伴う豪雨において, 熱帯から流入する水蒸気量の増加よりも日本近海の昇温に伴う蒸発の強化の方が重要となる場合があることが示唆されている。海面からの蒸発量は海面水温に強く規定されることを踏まえ, 本研究では, ① 海水温変化が蒸発量の長期変化傾向に及ぼす影響, ②蒸発量の変化が水蒸気輸送に及ぼす影響, ③ 水蒸気輸送の変化が降水システムに及ぼす影響, ④ 将来変化の評価の4つのテーマを調査することで「近年急速に温暖化している日本近海が九州地方の豪雨に及ぼす影響の解明」という目的を達成する。
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