研究課題
基盤研究(C)
これまでに調査を行ってきた極域の陸上植物の寄生菌に加えて、淡水や汽水の藻類の寄生菌にも新たな試みとして着目し、「極域の植物寄生菌とは何か?」や「気候変動が具現化する極域で植物寄生菌に何が起こっているのか?」を主な問いとして、1) 未知種の同定、2)同じ方法・地点で実施してきた調査の結果を含めた20年以上の植物寄生菌の量的および質的な変動の解析、3)寄生性や低温耐性の面から見た資源価値の評価を行う。研究手法は野外調査と接種実験を基本とし、これに難培養菌を対象としてNGS解析を取り入れる。