研究課題
基盤研究(C)
河川生物の健全な生息地ネットワークを維持するためには、横断工作物の設置や改善、気候変動などの環境変化にともなう生態系への影響を正確に予測することが重要である。本研究では、生息地の実質的なつながりである遺伝子流動(生物集団間の遺伝子の交流)を組み込んだ高精度な生息地ネットワーク評価指数を検討するとともに、環境DNAにより遺伝子流動評価をはじめとした集団・景観遺伝学的解析を行う手法を確立することで、提案した評価指数を簡便に求めることを目指す。