研究課題
基盤研究(C)
本研究は人口減少地域に設立され、活動を行っている公営電気事業に注目し、これらを有する事例の調査を通じてその現状と課題を把握することで、こうした地域における「持続可能な地域」と「脱炭素社会」の実現を目指す際に明らかになる意義と限界を明らかにする。加えて、こうした地域に設立し活動を行っている地域新電力にも調査を行うことで、地域における両エネルギー事業体の意義と限界を把握していく。これらのことを通じて、日本において人口減少を経験する地域における「持続可能な地域」と「脱炭素社会」を目指していく上で公営電気事業の果たす役割とそれらが発揮すると考えられる可能性を検討する。