研究課題
基盤研究(C)
日本のほとんどの沿岸域には共同漁業権が設定されており、特定の漁民に対して設定漁場で漁業を営む権利が付与されている。沿岸漁業の縮小傾向が続く中、共同漁業権の設定状況にも変化が生じていると考えられるが、その実態について網羅的な探索は行われておらず、変化の実態が共有されていないのが実態である。本研究では、東北地方を対象として、共同漁業権の設定に関する変化を抽出し、その背景要因を明らかにする。