研究課題/領域番号 |
23K11606
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 島根県立大学 |
研究代表者 |
深串 徹 島根県立大学, 国際関係学部, 准教授 (90881657)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 台湾 / 戦時体制 / 障害者 / アイデンティティ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、戦時体制という、「総力戦を遂行するために、軍事力のみならず政治・経済・社会の総力を動員する体制」が二度にわたって構築された台湾において、障害者のアイデンティティをめぐり、国家・社会と障害当事者との間でどのような交渉が行われたかを、政策文書や個人文書、メディアなどの分析を通じて分析する。それにより、戦争が台湾の障害者観や障害者福祉レジームに与えた影響を明らかにし、さらに、日本統治時代と中華民国時代のそれぞれの戦時体制の特徴についても比較考察する。
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研究実績の概要 |
2023年度は、育児休業取得にともない研究を中断していたため、研究実績をあげてはいない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
育児休業の取得にともない、研究を中断していたため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、昨年度に行うはずであったアジア・太平洋戦争期の台湾における障害者のアイデンティティポリティクスについて研究をすすめる。植民地統治期台湾における新聞、雑誌、教育関係者、台湾総督府の関連資料などを収集・分析するほか、8月または9月に台湾で資料収集を行う。それらをふまえて、国内の学会にて報告を行う。 2025年度には、国共内戦期の台湾における新聞、雑誌、教育関係者の関連資料を国内で収集し、また、8月または9月に台湾にて資料調査を行う。収集した資料をもとに、論文を執筆して学会誌に投稿する。 2026年度は、24年度、25年度の成果をふまえ、アジア・太平洋戦争期と国共内戦期の異同について比較考察し、国内の学会で発表を行うほか、論文を投稿する。
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