| 研究課題/領域番号 |
23K11615
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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| 研究機関 | 金城大学 |
研究代表者 |
曽根 志穂 金城大学, 公衆衛生看護学専攻科, 准教授 (30381700)
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| 研究分担者 |
武山 雅志 石川県立看護大学, 看護学部, 名誉教授 (50381695)
金谷 雅代 (東雅代) 金城大学, 看護学部, 准教授 (80457887)
彦 聖美 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (80531912)
菅野 夏子 姫路大学, 看護学部, 教授 (90293290)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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| キーワード | 災害への備え / 災害時の健康問題 / 地域防災活動 / 地域医療連携 / 地域防災力 / 健康管理 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では,被災住民の当時の健康状態および災害前後の健康を守る備えの実態と,被災住民への健康支援活動経験者の支援の内容や対応を把握するために,災害経験がある地域に対して,調査①被災住民を対象としたインタビュー調査,調査②被災住民への健康支援活動経験者を対象としたインタビュー調査を実施する.住民と支援者の両者の災害時の健康問題に関する認識や行動の実態を把握し,各地域の課題に沿った住民に必要な健康課題に対する備えを含む災害の備えを明らかにする.
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| 研究実績の概要 |
研究の成果について、第83回日本公衆衛生学会総会において、男性介護者世帯に対する防災支援に関する専門職者の思いを明らかにし、専門職者は全生体への防災支援の必要性を前提としつつ、男性介護者世帯の特徴をとらえた支援の必要性、すなわち男性の強みを防災に活かせると考え、近隣、地域のつながり強化などの基盤づくりの提案を報告し、研究者とディスカッションした。具体的には、行政主導の強力な防災啓発活動やICT技術、アプリの活用などに期待する意見があった。 また、日本エンドオブライフケア学会第7回学術集会(石川県金沢市開催)において、能登半島地震被災後の住民に焦点を当て、被災後、避難所での療養が困難となった事例および故郷を離れて遠方の地で生活せざるを得なくなった事例を通して、災害時の療養、転院支援の在り方や新たな地を終の棲家として生きていく高齢者の思いに寄り添う支援について考察し、発表した。 本研究の意義、重要性は、例えば、被災者後の健康状態を把握し,休息と睡眠を十分取れるように環境を整えること、不安などの気持ちを聞くこと、体調不調の際は適切な受診に繋げて,経過観察につとめることは多くの被災者にとって重要であり、避難者自身が感染症や健康2次被害などを予防するための行動を支援することを考察した。さらに、病気治療のため入院中、療養中の患者に対しては広域的な地域医療連携を図り、本人や家族の思いを尊重したケア体制を整えるため、日頃から多職種との連携を密にして体制づくりを図る必要がある。 平時から災害に備えて自分や家族の健康維持に必要なものを準備しておくように住民に指導することは重要であり、療養者に対しては有事の際の支援体制を整えておく必要がある。これらより災害に備え、健康を守るための住民の自助力と共助力の向上を目指すとともに、地域全体の防災力の向上に向けた取り組みに活かすために引き続き研究に取り組む。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
4: 遅れている
理由
当初計画では、令和6年度には過去に災害経験のある地域に対し、本研究における調査実施を依頼し、調査実施の具体的な日程計画を立て、可能な地域から調査を実施する予定であったが、該当地域に対する調査実施事前相談および地域看護診断より地域特性を把握する情報収集、プレ調査結果の再分析に時間を要した。また令和6年元旦に発生した能登半島地震により、研究者の所属大学における研究、教育、地域貢献活動に大きく影響があり、被災者支援活動等にも取り組んだため、本研究課題の進捗に遅れが生じている。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和7年度は、過去に災害経験のある地域に対し、本研究における調査実施を依頼し、調査実施の具体的な日程計画を立て、可能な地域から調査を実施する。該当地域の地域看護診断より地域特性を把握する情報収集も併せて実施する。また、研究者による能登半島地震の被災者支援活動等から関係ができている地域、関係者らにも調査する予定である。しかし、研究を遂行する上での課題として、研究者は直接的に被災状況を把握しており、被災者、支援者の困難な生活、支援状況を目の当たりにしていることから、それらに配慮して丁寧な事前相談が必要と考え、共同研究者、関係者らと十分に協議して進める
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