研究課題/領域番号 |
23K11684
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中嶋 泉 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 准教授 (30737094)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | フェミニズム / アート / 女性アーティスト / 日本 / 国際美術展 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者はこれまで日本の女性美術家が戦後の国際交流を介して活動を充実させていったことみてきた。第二次大戦後増加した日本の女性美術家の芸術実践はある一面において、移住、留学、旅行、国際展、国際的批評など様々な水準における、国際交流のなかで生まれている。こうした側面に対するこれまでの関心の欠如は、ナショナリズムとジェンダーが強く結びついた日本美術史学のなかで女性の美術史を見出すことを阻んできた。本研究では、比較美術史の見地から、日本女性を扱った国内外の展覧会資料のクロスリファレンスと、女性美術家たちの芸術実践の歴史的足跡を明らかにし、ナショナルな美術史のフェミニズム的批判の可能性を探る。
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