• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

多種多様なLODデータセットの統合検索支援手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K11761
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

高久 雅生  筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (00399271)

研究分担者 江草 由佳  国立教育政策研究所, 研究企画開発部教育研究情報推進室, 総括研究官 (60413902)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードLinked Open Data / 情報探索 / 統合検索 / LOD / 情報検索
研究開始時の研究の概要

本研究は、多種多様なLOD データセット統合検索サービス構築のための支援に関する手法の研究開発を行う。近年、多種多様なLOD データセットが大量に提供されるようになってきたが、それらの中から所望のものを探しだし、適切に組み合わせて活用するためのプラットフォームが必要とされている。単なるキーワード検索にとどまらず、探索したデータセット内の類似リソースや同一リソースを識別したうえで、ファセット型検索などを使って概観ブラウジングできるようにすることを目指す。

研究実績の概要

本研究は、多種多様な LOD データセット統合検索サービス構築手法の研究開発を行うものである。多種多様な LOD データセットが大量に提供されるようになってきたことを踏まえ、それらの中から所望のものを探しだし、必要に応じて組み合わせた情報を抽出するなど探索結果を活用するための検索プラットフォームのための方法論を開発し、その評価を行うことを目指している。
本年度は、本研究課題の初年度にあたり、統合検索プラットフォームの前提となる、諸条件の設定にかかわる検討、対象となりうる初期プロトタイプのためのデータセット選定と収集、プロトタイプ構築手法の検討を進めた。
特に、手元で構築済みの教育分野のデータセットとして、「教科書LOD」「学習指導要領LOD」「教科書単元LOD」を基に、相互結合を進める方法論の検討、各データセット中のリソースURIだけでなく学習指導要領コード等のキーとなる識別子を元とした横断的な検索・探索ツールの試作を進めてきた。
また、外部サービスとの連携方式として、ウェブAPIを活用して、NHK for SchoolやSUxLAMなどの適切な教育コンテンツを提供するツール群をまとめて探せるような試作ツールも開発した。
今後、具体的な検索シナリオの抽出や索引付けのための統合手法、エンティティ同定手法などの開発を進め、統合検索プラットフォームの構築に向けて進めていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究課題の初年度として、統合検索プラットフォームの全体像の検討、対象となりうる初期プロトタイプのためのデータセット選定と収集、統合検索の一部となりうるデータセット横断型の検索機能の検討を進め、さらに、一部のデータセットについてはSPARQLエンドポイントに対してプロトタイプ的な横断検索ツールを試作しているなど、一部はプロトタイプ構築の段階まで進んでおり、おおむね順調に進行している。
一方、当初、並行して行う予定であった、統合検索プラットフォームそのものの構築などには手がついておらず、そちらの検討も引き続き進める必要がある。

今後の研究の推進方策

まず、個別のデータセットから、いくつかの検索シナリオを抽出して、統合検索に役立つエンティティの抽出方法や同定方法を検討する必要がある。さらに、そうした方法論の検討と並行して、そうしたエンティティを自動抽出するための方法論についても引き続き議論と検討を進める。
今後、特に、固有の分野での検索手法を詰めていくことに加えて、複数の分野を横断したデータセット同士をまとめて統合検索する際の方法論を開発する必要があり、そうした取り組みを加速したい。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)

  • [学会発表] 多様性リランキングにより栄養バランスを考慮したレシピ気分検索システムの評価2024

    • 著者名/発表者名
      三塚麟太郎, 高久雅生
    • 学会等名
      第16回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM 2024)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 学習指導要領コードを介した教科書間連携システムの試案2023

    • 著者名/発表者名
      榎本聡, 大井将生, 高久雅生, 阿児雄之, 有山裕美子, 江草由佳
    • 学会等名
      第49回全日本教育工学研究協議会全国大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] Long-term Progress of DOI Links on Wikipedia: Comparative Analysis of English and Japanese Wikipedia from 2015 to 20232023

    • 著者名/発表者名
      Jiro Kikkawa, Masao Takaku, Fuyuki Yoshikane
    • 学会等名
      A-LIEP 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Quantitative Analysis of Scholarly References on YouTube: Focusing on their Research Fields and Contributors2023

    • 著者名/発表者名
      Jiro Kikkawa, Masao Takaku, Fuyuki Yoshikane
    • 学会等名
      ICADL 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] Enhancing Learning of Chinese Poem Creation through Auto-Generation and Evaluation System2023

    • 著者名/発表者名
      Yan Cong, Masao Takaku
    • 学会等名
      ICADL 2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi