研究課題
基盤研究(C)
難治性の神経障害性疼痛の治療においてボツリヌス療法をエビデンスに基づいた治療法として確立し、副作用のない効果的なボツリヌス神経毒素(BoNT)の投与を実現するために、片側に投与されたBoNTが両側性の鎮痛効果を生じるメカニズムを解析する。これまでの研究により、片側に投与されたA型ボツリヌス神経毒素(BoNT/A)が非投与側でも鎮痛効果を発揮することを明らかにしたが、本課題では他の血清型のBoNTの鎮痛効果および両側性の鎮痛効果も検証して、そのメカニズムを解析する。