研究課題/領域番号 |
23K11850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90120:生体材料学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
植村 麻希子 香川大学, 医学部, 助教 (00710188)
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研究分担者 |
久保 博之 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (30746681)
石田 智也 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (40933015)
今滝 修 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (60437697)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | クローン性造血 / 造血幹細胞 / クローン性増殖 / 長期凍結保存 / 細胞凍結保存 / CHIP |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は細胞療法における「細胞凍結保存」が造血幹細胞に与える影響を解析し、それが与える臨床上の健康障害を調査することである。 研究残態のアウトラインとしては、(1)細胞凍結が造血幹細胞の形質と機能に影響を及ぼすかどうかについて、細胞学的影響の定量評価を行う。(2)細胞凍結がクローン性造血の変化を来すかどうかについて、遺伝学的影響の定性評価を行う。(3)クローン性造血が移植患者の臨床予後に影響するがどうかについて、臨床的影響の推量を行う。
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研究実績の概要 |
本研究の概要は細胞療法における「細胞凍結保存」が造血幹細胞に与える影響を解析し、それが与える臨床上の健康障害を調査することである。本研究では当院に長期凍結保存されている造血幹細胞を用いて、それらを再生医療などに臨床利用する際の安全性を検討する。その場合の安全性の目安として、細胞の形質と機能だけでなく、近年注目されている造血細胞に蓄積する遺伝子異常の指標「クローン造血(clonal hematopoiesis of indeterminate potential; CHIP)」を検索し、これら造血細胞移植を受けた患者の健康調査を行い、臨床予後との関連を確認することが本研究の目的である。 初年度は研究の目標アウトカムとしては、凍結細胞と治療後患者検体の量的質的評価を行うことである。まずは初年度に、凍結造血幹細胞の症例リストを作成し、その中から適時年度毎の細胞をピックアップする。凍結細胞の細胞数や生存割合を解析した。凍結細胞の生存割合は保管年数と関連していることを明らかにした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
人手不足および働き方改革のため時間外の研究業務に支障が出ているため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度においてはクローン性造血の有無を検出し、得られた結果とクローン性造血の関連を確認する。
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