研究課題
基盤研究(C)
ヒトの足は踵を上げた「ハイヒールポジション」になると中・後足部は捻じれながら外側に偏位していくが、靴の形状は捻じれ変形を考慮することなくヒール高を上げるのみのため、①ヒール高が上がるほど足と靴が合わない。このため足に痛みや疲れを生じながら使用されている。これは②捻じれ変形の法則性が不明のため、現在のハイヒール靴の設計に反映されていないことに問題がある。このため本研究ではハイヒールポジションを3次元計測し③足の捻じれ変形の法則性を明らかにする。さらに捻じれ変形を反映させたハイヒール靴を設計・作製して実験により痛みや疲れがない④良好な適合性を確認し新しい基本設計の確立を目指す。