研究課題
基盤研究(C)
生活の場となる住環境が快適かつ安全に過ごせる場であるためには、整理整頓や衛生管理等の自己管理が必要不可欠である。しかし、精神疾患や心身機能低下などが原因で片付け行動ができなくなると、転倒や感染、疾病を引き起こす要因となる等、様々な問題が生じる。住環境の悪化は徐々に変化することから居住者が気付きにくく、さらにホーディング障害や認知症などの精神疾患の特性により、家族や他者による介入を拒む場合が多く、生活機能のさらなる悪化を引き起こす可能性がある。そこで、本研究ではLiDARセンサとQCMニオイセンサを用いた居宅空間の客観的な評価指標の提案、認知行動モデルと自己管理ツールの開発を行う。