研究課題/領域番号 |
23K12100
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 旭川工業高等専門学校 |
研究代表者 |
安藤 陽平 旭川工業高等専門学校, 人文理数総合科, 助教 (70964724)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日本近代文学 / 戦後文学 / 第三の新人 / 草稿 / もはや「戦後」ではない |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本の戦後文学を代表する作家のひとりである安岡章太郎の文学作品について、草稿・原稿類、書簡などの自筆資料を調査・分析し、作品本文の生成過程を明らかにするものである。 安岡の自筆資料は神奈川近代文学館や日本近代文学館に寄贈されているが、それらを調査・分析した研究は未だ現れていない。なかでも注目されるのは、中期を代表する長篇「幕が下りてから」・「月は東に」の草稿・原稿類である。安岡研究では中期作品が分析不足だが、原因の一端はこの2作品を分析しあぐねていることにある。その意味でも重要度の高い二作品の自筆資料の分析を通じて、安岡中期の文学的展開を明らかにすることが本研究の目的である。
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