研究課題
若手研究
本研究では、貸本屋が貸し出していた書籍そのもの、すなわち貸本屋旧蔵書の網羅的な調査・収集を中心とするデータの集積に基づき、貸本屋がどこにどのくらい存在したのか(貸本屋の所在)、また彼らがどのような書籍を所蔵していたのか(貸本屋の蔵書)の2点を明らかにし、近代日本貸本文化研究の基盤を整備していく。具体的には、所在地ごとに整理した貸本屋のリストを作成するとともに、それぞれの貸本屋の蔵書をデータ化していく。