研究課題/領域番号 |
23K12106
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
幾浦 裕之 国文学研究資料館, 古典籍共同研究事業センター, 特任助教 (30846407)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 古典文学全集 / 出版 / 読者 / パンフレット / メディア |
研究開始時の研究の概要 |
現在は日本古典文学でも作品本文や学術誌の電子化が進行している。一方で全集に付属していた月報や定期刊行物が刊行される機会が減少している。月報は目録化もされず、形態的特徴から散佚しやすく、図書館で十分に保存されていない。本研究は従来全集本体に比べて看過されてきた月報や定期刊行物が持つ豊富な情報に注目し、各記事を将来に向けて利用可能にすることを目指す。研究者と読者をつなぐメディア、近代の自己語り資料としての価値、古典籍の流通史など、複数の観点から分析する。このような散佚しやすいものが日本で大量に刊行され、流通した理由は何か、今後の研究者と作家と読者をつなぐ学術的メディアはいかにあるべきかを考察する。
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