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DLAの相互行為分析―児童生徒の能力がいかに引き出されているのかに注目して―

研究課題

研究課題/領域番号 23K12206
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関東京外国語大学

研究代表者

嶋原 耕一  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (00805187)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード会話分析 / CLD児童 / CLD児童生徒
研究開始時の研究の概要

国内で増加している文化的・言語的に多様な児童生徒を対象に、対話を通してその言語能力を測るDLAという評価方法が開発され、普及が進んでいる。その特徴の一つは、指導者が積極的に児童生徒のパフォーマンスに介入し、その能力を引き出すという点である。そして、それにより明らかになった能力の詳細を基に、一人一人にあった今後の指導方針を立てることが目指される。本研究では、DLAの実際の相互行為を分析対象とし、そこで指導者が用いる「能力を引き出すための方法」を記述することを目的とする。

研究実績の概要

日本語を母語としない児童に対して、指導者がどのような声掛けをしてその力を引き出しているのか、会話分析の手法を用いて記述することを目的としている。
初年度の2023年度は、関連する文献を読み進めたり、データ収集のための準備をしたりといったことに時間を費やした。データ収集の準備も整いつつあり、それと並行して国立国語研究所が公開している日本語話し言葉コーパスから児童が参加する会話を抽出し、それに対する予備分析を進めている。特に、周囲の大人がどのような声掛けを通じて、児童が現在従事している活動の継続を奨励しているのか、記述を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

5年間の研究期間の1年目であったが、予定通り研究を進めることができたと考えている。

今後の研究の推進方策

2年目となる2024年度は、引き続き関連文献を読み進めるとともに、データ収集を進める予定である。その上で、来年度以降に成果を発表できるよう分析を進めていきたい。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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