研究課題/領域番号 |
23K12261
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
王 楽 東北大学, 情報科学研究科, 特任助教 (40972196)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 満洲 / 医療衛生 / メディア / 多民族多文化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は満洲国と同時代の関東州の農村部と都市部における衛生知識の普及、および医療活動とその後に存在していた各種のメディアとその変容を考察するものである。満洲国の農村部で視覚メディアと絡み合うことで「実感的な宣伝」の効果を高めることが期待された。農村部の多民族の人々に向けて現地の生活を素材として取り上げる衛生映画などが誕生した。一方、都市部では視覚メディアのほかに文字を中心とするポスターや新聞記事・広告が多用され、満洲国国民としてのアイデンティティ教育と衛生知識の普及に重点が置かれた。こうした都市部と農村部における多様な衛生・医療活動によって満洲国の衛生教育と診療工作の全体像は構築されている。
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