研究課題
若手研究
我が国では空き家や心理的瑕疵物件(自殺者や孤独死等が発生した住宅)の増加が深刻な社会問題を引き起こしており、必要な対策を検討・実施する上で、それらの発生要因(どういったメカニズムで生じるか)、及び、近隣外部性(周辺の住環境にどのような影響を及ぼすか)について詳細な地理空間情報を活用しながら、実証経済学で学術的蓄積のある因果推論の手法を検討することで、こうした都市問題において、適切な政策形成に資する経済学的エビデンスを提供する。