脆弱な社会における民族融和と市場分断の緩和：フィールド実験を用いた実証研究

• 研究課題/領域番号: 23K12478
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 武蔵大学
• 研究代表者: 原 朋弘 武蔵大学, 経済学部, 専任講師 (10974024)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 民族融和 / 市場統合 / ランダム化比較実験 / ケニア

研究開始時の研究の概要

本研究は、周辺住民と緊張関係にあり社会から周縁化されてきたケニア・ナイロビ都市圏の貧困地区において、緊張関係にある民族・宗教的集団が平和的な関係性を構築するための方策を検証する。職業訓練プログラムを通した経済的機会の獲得が市場統合に与える影響や、訓練参加者同士の民族間交流による緊張関係の低減効果を測定するためのランダム化比較実験(RCT)を実施する。