研究課題/領域番号 |
23K12511
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07070:経済史関連
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研究機関 | 筑波学院大学 |
研究代表者 |
常木 麻衣 筑波学院大学, 経営情報学部, 助教 (90966574)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 度量衡 / 西アジア |
研究開始時の研究の概要 |
アッシュールを本拠地とするアッシリア商人によって交易が行われていた紀元前2千年紀初頭は、既に歴史時代に突入しており、文献史料から交易品を測るための重りが統一されていなかったことが明らかになっている。この時代の研究は、文献史料による研究が中心であり、物質文化から当時の経済システムを明らかにしようとする研究は極めて限定的である。本研究は、商人の行動範囲や経済圏を重りから探ることで、従来の政治史上の勢力圏と経済圏が重複するものであるかどうかを検討することを目的としている。その結果、西アジアの重りの全体像を把握するだけでなく、度量衡というシステムが確立した黎明期の社会状況を解明することが可能となる。
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