研究課題
若手研究
本研究の目的は、一般的に組織内で生じる負の現象として捉えられている組織内孤立と情報専有に対して、組織構成員のネットワーキング行動がどのように影響するのかを明らかにすることである。ネットワーキング行動とこれらの組織内の負の現象の関係性と、それらの現象が生じるプロセスを分析するため、個人の行動のモデル化に優れたマルチエージェント・シミュレーションを用いて分析する。同時にシミュレーション・アプローチだけでなく、サーベイ調査を通じた定量データも活用し、補完的に本研究課題にアプローチするハイブリッド型の手法を採用する。