研究課題/領域番号 |
23K12540
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
青木 哲也 一橋大学, 社会科学高等研究院, 特任講師 (80962232)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | プラットフォーム / カスタマー・リレーションシップ・マーケティング / 産業創造 / カテゴリー / 協調フィルタリング / 客観的特注感 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、YouTubeから収集した顧客行動データを活用し、プラットフォーム上における産業創造プロセスに顧客が果たす機能の解明を試みるものである。 本研究の成果は、理論的には、プラットフォーム・カテゴリー・イノベーション・顧客関係管理の各研究群に対し、新たな研究視座を提示するとともに、実務的には、(1)プラットフォーム参加企業の競争戦略、(2)政府機関のプラットフォーム規制に必要な知見を提示することが期待される。
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研究実績の概要 |
本研究は、YouTubeから収集した顧客行動データを活用し、プラットフォーム上における産業創造プロセスに顧客が果たす機能の解明を試みるものである。本研究の成果は、理論的には、プラットフォーム・カテゴリー・イノベーション・顧客関係管理の各研究群に対し、新たな研究視座を提示するとともに、実務的には、(1)プラットフォーム参加企業の競争戦略、(2)政府機関のプラットフォーム規制に必要な知見を提示することが期待される。本研究では、プラットフォーム上での顧客と企業、顧客と顧客のミクロな相互作用が、1企業・産業の成長に影響を与えるかどうか、2なぜ影響を与えるのか、3それらを管理する戦略は何か、について明らかにする。 2023年度では特に、リコメンド・システムの存在がミクロな消費者行動に与える影響について先行研究検討・仮説導出・検証を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
プラットフォームにおける経済事象の実態について、特に消費者とプラットフォームの備えるシステムの観点から順調に研究をすすめられた。
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今後の研究の推進方策 |
消費者行動に関する実態の研究についてはすすんだため、今後は、企業の行動とその行動がもたらす帰結について、先行研究の確認と仮説導出を引き続き実施し、実際に分析する。これに加えて、論文執筆の第1段階として2024年7月に韓国で開催されるStrategic Management Societyのペーパーデベロップメントセッションへの参加、2024年8月にアメリカで開催されるAcademy of Mangement年次総会での学会発表、2024年6月・9月にプラットフォーム運営企業へのインタビュー、2024年6月・9月に学内での研究報告についても予定している。
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