研究課題/領域番号 |
23K12543
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村上 啓二 京都大学, 経営管理研究部, 特定准教授 (60899095)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 脱炭素化 / 事業投資 / リスクマネジメント / 資源ポートフォリオ / ポートフォリオ最適化 / システマティックリスク / アンシステマティックリスク / 資源事業・非資源事業 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、企業の資源事業と非資源事業について、ステークホルダーと経営者の視点を包含した企業価値評価を行い、脱炭素化の流れにより相関性が高まっている資源事業と非資源事業のポートフォリオ最適化を行うことにより、システマティックリスクとアンシステマティックリスクのマネジメント方法を体系的に構築する。本研究は、リアルオプションおよび現代ポートフォリオ理論を応用したモデルを開発の上、具体事例の実証によりモデルの有用性を立証し、システマティックリスクとアンシステマティックのマネジメント方法を新規に構築するものであり、ポートフォリオマネジメント領域における学術的意義を有する。
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研究実績の概要 |
世界の脱炭素化等を踏まえた企業を取り巻く事業環境の調査、および事業投資とリスクマネジメントに関する先行研究を収集し、分析を行った。またソフトウェアを購入し、リアルオプションを応用した数理モデルの開発に着手した。 一方、2023年9月23~24日に開催された日本経営財務研究学会第47回全国大会において、「資源ポートフォリオの長期最適化によるリスクマネジメント」をテーマに研究発表を行った。 更に、近年高まっている地政学リスク等を考慮したサプライチェーンマネジメントに関しても研究を進めており、論文執筆を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画調書に基づき順調に研究を進めており、また学会にて研究発表も行ったため。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画調書に基づき、2024年度はステークホルダーと経営者の視点における企業価値評価を進める。また、地政学リスク等を考慮したサプライチェーンマネジメントに関しても研究を進めてゆく。
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