研究課題
若手研究
本研究では,大きく分けて以下の2点を明らかにすることを目指す。・起業家的ギャップは,個人間における先取的行動をどのように生み出すのか・起業家的ギャップは,組織間における全体最適行動をどのように生み出すのか本研究の特色は,現代の組織が有する複雑な相互依存性や,現場に近いマネジャーや従業員を含めた会計実践が業績評価の規範として理論化されていないことに着目している点である。これらの事象は管理可能性原則の遵守を原則とする既存の責任会計理論では説明できない部分も多く,学術的な整理もなされていないため,研究の余地があると考えられる。