研究課題
若手研究
本研究の目的は、モノ(objects, things)をめぐる社会学理論(社会学的モノ論)の発展と拡張を図るために、ドイツの社会学者Niklas Luhmannが芸術論の中で展開した画期的なモノ論の検討を試みることである。それを通じて、社会学のみならず人類学や哲学、メディア研究、心理学、行動経済学等で進む「脱人間中心主義的」ないし「ポストヒューマン的」な知の再創造の試みに対して新たな角度から理論的に貢献することを目指す。