研究課題
若手研究
本研究では,フードバンク及びフードパントリーにおける食料支援を入口とした生活困窮者の自立支援のあり方を学術的問いとし,生活困窮状態の評価モデルとそれらを応用した自立支援モデルを検討する。具体的には,テキストマイニングを用いた相談・対応記録の分析により困窮因子の可視化と構造化を行うことで生活困窮状態の評価モデルを構築する。また,それらの成果を応用した自立支援への展開方法の検討を行い,効果的かつ継続的な自立支援へ応用可能なインターフェースの開発など新たな社会実装への手法を構築し,食糧支援を入口とした,誰もが安心・安全に暮らせる地域共生社会の基盤となる社会システムの再構築に寄与する。