研究課題
若手研究
周産期喪失は、家族に複雑な悲嘆や苦悩をもたらし、その後の生活や家族関係に影響を及ぼすことが示唆されている。周産期喪失に関する支援について、症例報告や親への支援に関する報告はみられるものの、兄弟児への支援に焦点を当てたものは乏しく、支援の実態や課題は明らかにされていない。医療機関における支援の後、喪失後の悲嘆を地域で支えていくことが求められる。そこで本研究は、周産期喪失のサポートグループにおける兄弟児への支援に焦点をあて、実態把握に関する調査研究を行う。