研究課題
若手研究
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生以後、思春期のメンタルヘルス不調(=精神的不健康)は長期的に増大し続けている。その背景として、精神的健康の社会的決定要因(Social Determinants of Mental Health, SDMH)による不均衡増大が関与している可能性がある。本研究では一般の中学校・高等学校と連携して思春期の生徒を対象とした毎年継続の大規模調査から、SDMHの経時的変化を検証する。これにより、COVID-19流行下における思春期のSDMHに関するエビデンスを得て、教育・社会政策や学校保健活動への提言につなげる。