介護人材確保に貢献する人事管理施策の解明～ハイコミットメント型HRMに着目して～

• 研究課題/領域番号: 23K12664
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分08020:社会福祉学関連
• 研究機関: 茨城キリスト教大学
• 研究代表者: 菅野 雅子 茨城キリスト教大学, 経営学部, 准教授 (70897389)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 介護人材 / ハイコミットメント型HRM / 人事管理 / 人材確保・定着・育成 / 戦略的人的資源管理（SHRM）

研究開始時の研究の概要

政府の介護人材確保対策の一環として、高齢者介護事業所へのキャリアパス制度の導入が促進されているが、それが政策の狙い通どおり人材確保や定着に寄与しているのか十分に明らかにされていない。本研究では、介護労働の特性を踏まえ、従業員の内発的動機と自律性を重視するハイコミットメント型HRMに着眼し、人材確保や定着への効果とそのプロセスを明らかにし、新たな人事管理の構成要素、必要条件、および施策と成果の関連を説明するロジックを解明することを目的とする。本研究により人材確保・定着につながる新たなHRM施策を解明できれば、介護人材確保対策の効果的な促進への貢献が期待される。