研究課題/領域番号 |
23K12667
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
森 友紀子 昭和大学, 医学部, 助教 (30836739)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知症 / 非薬物療法 / 可視化 |
研究開始時の研究の概要 |
認知症に対する非薬物療法は、どの病期の認知症患者にも行うことが可能であり、非侵襲的で、非常に優れた療法であるにもかかわらず、多くの認知症診療の場においてシステマティックには行われておらず、医療者や患者、家族の裁量に委ねられており、その重要性が過小評価されている。原因の一つに、非薬物療法の効果を適切に評価する方法が確立されていないことが挙げられる。本研究は、認知症患者が非薬物療法を行った前後で短期的に変化する項目を模索・検証し、認知症に対する非薬物療法の効果の可視化が可能なのかを研究する。
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研究実績の概要 |
これまで非薬物療法の効果は、神経心理検査や認知症の発症・未発症といったアウトカムで評価されることが多かった。神経心理検査は練習効果を回避するため一定期間以上の間隔をあけて評価することが推奨されており、非薬物療法の効果を短期的に検証することはほとんどされていない。本研究では、非薬物療法を行った前後で短期的に変化する指標としてSymbol Digit Modalities Test、携帯型脳活動計測装置(fNIRS)、自律神経評価、血液BDNFを用いることとした。これらの指標が非薬物療法の効果を評価する上で妥当かどうか文献検討を行った。 また認知症に対する非薬物療法を実施し、その効果を検討する場として、認知症カフェやデイサービスを想定した。地域にあるこれらの施設を検索し、実際に研究協力が可能な施設や参加者をリクルートした。非薬物療法の実施前後にどのようにデータ収集するかスケジュールを計画した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
自律神経評価に用いる予定であったデバイスを見直し変更することとした。 2023年度よりデータ収集を開始する予定であったが、まだ開始できていない。
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今後の研究の推進方策 |
認知症患者が非薬物療法を行った前後で短期的に変化する項目を模索・検証する。
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