研究課題
若手研究
秋田県の「あきた伝統野菜」には、生薬としても知られるキク・セリ・チョロギ・フキ・ホウキギ (とんぶり) がある。これらの伝統野菜は健康機能を持つ可能性が高いものの、ほとんど検証が行われていない。本研究は、各伝統野菜の抗炎症および抗肥満効果といった健康機能性を検証しつつ、メタボローム解析を行なうことで、健康機能をもたらす活性成分を網羅的に明らかにすることを目的とする。本研究により、人々の健康増進につながるほか、伝統野菜の付加価値向上に貢献し、農業および地域経済を発展させることができる。