研究課題
若手研究
本邦では,食に関する国民の価値観や暮らしのあり方の多様化により,世界が注目する日本の和食文化を,次世代の子どもたちに継承することが困難となっている.特に,和食文化の根幹を支える箸教育については,社会のデジタル化に対応した第4次食育推進基本計画を踏まえ,喫緊に取り組むべき課題である.しかし,現状では,従来からの親から子への箸教育が希薄化したことに加え,難易度の高さや支援者の介入スキルへの依存により,解消には至っていない.本研究では,持続可能な社会の実現のために,新たな支援箸とアプリケーション用いて,箸操作支援プログラムを開発する.