• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

1.5歳の気質プロフィールが思春期の適応行動に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K12745
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

大森 侑香  浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任研究員 (10970452)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード早期の気質 / 適応行動 / 出生コホート / 発達 / 気質
研究開始時の研究の概要

気質の領域の高低を表した気質プロフィールは個人の気質を詳細に表せる点で有効だが、一般集団においてどのような気質プロフィールが存在するのか知見は一致していない。そこで、本研究では、一般集団のデータをもとに、1.5歳の気質プロフィールにどのようなものがあるのかを明らかにする。続いて、明らかになった1.5歳の気質プロフィールが思春期の適応行動を予測するかどうかを検討する。

研究実績の概要

気質の領域の高低を表した気質プロフィールは個人の気質を詳細に表せる点で有効だが、一般集団においてどのような気質プロフィールが存在しているのかについて知見は一致していない。そこで、本研究は浜松母と子の出生コホート(HBC Study)を対象に、一般集団の早期の気質プロフィールはどのようなものかを明らかにし、早期の気質プロフィールが思春期の適応行動を予測するかどうかを検討することを目的としている。早期の気質プロフィールが適応行動を予測することが明らかになれば、適応行動の獲得にリスクのある児の早期介入の判断に有益な情報となることが期待される。
令和5年度は13歳の調査を継続し、これまでに669件の測定が終了している。適応行動を日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度を用いて測定した。適応行動は、コミュニケーション、日常生活スキル、社会性、運動スキルの4つの領域と、4領域を合わせた適応行動として測定している。それぞれ標準得点を算出し、適応行動の標準得点を算出する作業も進めている。データの入力作業は順調に進んでいる。また、子どもの気質と神経発達症との関連や神経発達症児は適応行動の得点が低下しやすいことが先行研究で報告されていることから、神経発達症に関する知見を得る必要があり、神経発達症に関する情報収集を行った。当初の計画では、すでに測定済みの1.5歳の気質のデータ解析を終了する予定であったが、基礎的なデータ解析に留まっている。
今後は引き続き13歳の調査を継続し、適応行動の測定とデータ入力の作業を進めていく。1.5歳の気質のデータ解析は今年度早々に終了する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

13歳の調査は順調に進んでおり、13歳の適応行動のデータ入力の作業も順調に進んでいる。すでに取得済みの1.5歳の気質のデータ解析は完了していないが、令和6年度早々に完了することを見込んでいるため、おおむね順調と考える。

今後の研究の推進方策

今後は13歳の適応行動の測定を継続し、得られたデータから入力・クリーニングと作業を進めていく。令和6度早々に1.5歳の気質のデータ解析を終了し、論文化あるいは国内学会発表を見込んでいる。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi