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発達障害児の両親支援に向けたリフレクティブ・インタビュー実践プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K12757
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関藍野大学

研究代表者

西田 千夏  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (60637966)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード発達障害 / 両親 / リフレクティブ・インタビュー / 実践プログラム / 発達障害児 / 両親支援
研究開始時の研究の概要

本研究は「発達障害児の両親支援に向けたリフレクティブ・インタビュー実践プログラム」の開発を行う。ペアレント・リフレクティブ・インタビューとは、「親の内省(自己の反応・感情や、その背景にある欲求・信念を多角的・連鎖的に思考すること)を促す要素のあるインタビュー」とする。インタビューは情報収集の手段である一方で、インタビュイーはインタビュアーとの相互影響的な関係から内省が促され、新たな気づきを得ることがある。本研究は発達障害児の親支援方法の一つとして、インタビューを通した支援方法を確立し、リフレクティブ・インタビューを実践する支援者の広がりにより発達障害児を育てる両親支援に寄与するものである。

研究実績の概要

本研究は、前段階の研究である「ペアレント・リフレクティブ・インタビュー指針」を発展させた「発達障害児の両親支援に向けたリフレクティブ・インタビュー実践プログラム」の開発を行うものである。
初年度の2024年度は、発達障害児の両親支援に関わる保育士・医師・看護師・親の会の会長、訪問支援センター管理者に等に意見聴取を行った。親自身が自分の体験を振り返ることにより子育てに見出される視点があるかについて、支援者は、経験からその感覚はあったもののその視点で両親に話を聞くことはなかったといった意見や、じっくり話を聞く時間の確保の困難さ等についての意見があった。
さらに、インタビュー方法の根拠を示す国内外の文献等から検討を行った。インタビューやその分析方法としてのナラティブ分析について、活用方法を研究会にて検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究で使用するために作成した「ペアレント・リフレクティブ・インタビュー指針」の公表による評価を得る手順が遅れていたことと、意見聴取を行うための対象者との調整に時間を要した。協力者との合意を得ているため、今後は計画に沿って実施できる見込みである。

今後の研究の推進方策

これまでの意見聴取内容をもとに、発達障害児の両親が自分の経験への振り返りから気づきを得るためのインタビュー方法について、支援者の抱く認識を調査する。アンケートやインタビュー調査に向けての準備を行い実施する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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