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大学の進路選択に関する規定要因分析:コンジョイント実験を用いて

研究課題

研究課題/領域番号 23K12800
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09050:高等教育学関連
研究機関広島市立大学

研究代表者

中尾 走  広島市立大学, 企画室, 特任助教 (80965434)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードコンジョイント実験 / 大学進学 / 進路選択 / web調査
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は,大学選択の規定要因を明らかにすることである。
先行研究では,大学の進路選択が,多様な要因(大学の偏差値,地域,入試方法など)に よって決まることを明らかにしてきた。一方で,これらの要因の中で何が大きな影響を与えているのかという大学進学の規定要因の探索は手法上の困難があり,簡単ではなかった。なぜなら,主に規定要因分析の手法として用いられてきた重回帰分析等は,推定された係数を 独立に評価できないからである。
本研究では,このような手法上の限界をコンジョイント実験を用いることで解決し,大学選択において何を重視し,重視する要因の優先順位,そしてその個人差を明らかにする。

研究実績の概要

本研究では,大学選択の規定要因を明らかにする。先行研究では,大学の進路選択が,多様な要因(大学の偏差値,地域,入試方法など)に よって決まることを明らかにしてきた。一方で,これらの要因の中で何が大きな影響を与えているのかという大学進学の規定要因の探索は手法上の困難があり,簡単ではなかった。なぜなら,主に規定要因分析の手法として用いられてきた重回帰分析等は,推定された係数を独立に評価できないからである。本研究では,このような手法上の限界をコンジョイント実験を用いることで解決し,大学選択において何を重視し,重視する要因の優先順位,そしてその個人差を明らかにする。以上の目的を達成するための調査設計とサンプリングを行い,調査準備が整った段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

元々想定していた調査計画に則り,研究を遂行しているため,おおむね順調に進展している。

今後の研究の推進方策

今年度は,昨年度設計した調査を抽出したサンプルに対して行い,データを取得予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 私立大学に対する定員管理厳格化政策による地方分散の趨勢:入学定員充足率の時系列データを用いた再検討2023

    • 著者名/発表者名
      松宮慎治, 中尾走, 樊怡舟
    • 雑誌名

      教育社会学研究

      巻: 112 ページ: 169-190

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] しんどい学校への勤務と抑うつ傾向の関連:公的統計を用いたしんどい学校指標の作成から2024

    • 著者名/発表者名
      中尾走, 樊怡舟, 露口健司
    • 学会等名
      日本学校改善学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] Does a suspension of recruitment effect the hensachi of neighboring universities?2023

    • 著者名/発表者名
      Yizhou Fan, Kaixiang Kang, NAKAO Ran
    • 学会等名
      9th International Conference on Computational Social Science IC2S2
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 近隣大学の閉鎖はどのように大学偏差値に影響するか2023

    • 著者名/発表者名
      樊怡舟, 康凱翔, 中尾走
    • 学会等名
      日本行動計量学会第51回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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