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学童期の難聴児における状況文脈を考慮した他者の行為意図理解の発達機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K12819
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09060:特別支援教育関連
研究機関帝京平成大学

研究代表者

野原 信  帝京平成大学, 健康メディカル学部, 講師 (60720836)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード聴覚障害児 / 他者理解 / 難聴児
研究開始時の研究の概要

本研究では、学童期の難聴児を対象に、以下の研究を実施する。
研究1:社会的知識を用いた集団場面における他者の行為意図理解の特徴を明らかにする。
研究2:第三者との関係性を考慮した他者の行為意図理解の獲得過程を明らかにする。
研究3:集団場面での聴覚補償や教育環境といった環境要因、言語能力や心理社会的側面を含めた個人要因が関与するメカニズムを明らかにする。
以上により、学童期における難聴児の集団場面における他者の行為意図理解の発達機序について明らかにする。

研究実績の概要

2023年度は、先行研究の調査と課題内容の検討を行った。
国内における研究動向を調査するために、文献調査を実施した。CiNii Researchを用いて、検索式「(難聴 OR 聴覚障害) & (幼児 OR 児) & (他者理解 OR 意図理解 OR 視点取得 OR 状況理解 OR 社会的知識)」で実施した。25件が抽出された。今後は、抽出された論文について、『目的』『対象』『方法』『結果』について分析するとともに、海外の研究動向も整理する予定である。
課題場面について、幼児及び学童対象の社会的知識(マナーやルール、道徳)の学習について書かれた文献(小学入試練習帳(13) ジュニアウォッチャー 時間の流れ常識.日本学修図書株式会社、田沼茂紀.小学校道徳1・2年.明治図書など)より、内容を確認している。低学年では、「親切、思いやり」「感謝」といった対人的な配慮ととともに、「規則の尊重」といった社会的規則に関する知識も含まれることがわかった。今後は、どのような場面設定にするのか検討をしたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

主な理由は体調を崩したことであり、2023年度末に入院して治療に専念し、復調している。

今後の研究の推進方策

2024年度は、2023年度に引き続き、文献調査及び課題内容の検討を行う。さらに予備調査を通して課題作成を行う。また、データ収集を2024年度~2025年度の2年間で実施できるよう、2024年度内に調査協力施設への必要な書類作成を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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