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臨床管理栄養士の指導能力と実践能力の向上を目指す教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K12830
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関県立広島大学

研究代表者

神原 知佐子  県立広島大学, 地域創生学部, 准教授 (80755158)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード管理栄養士 / 教育指導者 / 実践能力 / 教育プログラム / 学習理論 / 学修理論
研究開始時の研究の概要

管理栄養士は臨床栄養管理を担う、今後より一層の活躍が期待される医療職である。本研究では、管理栄養士が各成長段階において獲得する能力とその過程を学習理論の観点から解明するとともに、教育指導者の「教育力」の伸長に影響を及ぼす要因を探究することを通じて、卒前・卒後の切れ目ない教育プログラムの開発を目指す。

研究実績の概要

本研究は、管理栄養士が各成長段階において獲得する能力とその過程を学習理論の観点から解明するとともに、教育指導者の「教育力」の伸長に影響を及ぼす要因を探究することを通じて、臨床管理栄養士の卒前・卒後の切れ目ない教育プログラムの開発を目指すものである。
今年度は、教育する者と学修する者の双方向の視点から、互いの成長に必要な要素を見出すことを目的に、管理栄養士の人材育成に利用されている学習理論の文献検討及び教育する者と学修する者への半構造化個人インタビュー調査を行った。
文献検討の結果、Kolbの経験学習理論が多く見られた。半構造化個人インタビュー調査は、管理栄養士養成課程に在籍し病院での臨地実習を担当する教員8名、病院に勤務し新人や学生の教育指導を行っている管理栄養士17名、管理栄養士養成課程に在籍し病院での臨地実習を修了した学生22名、病院に勤務し管理栄養士養成課程卒業後3年未満の新人管理栄養士12名に行った。教育する者には①よりよい教育指導者になるために必要な経験②教育現場と臨床現場の望ましい連携方法等を、学修する者には①自身が臨地実習で経験した学び、もしくは自身が採用後に経験した学び②当事者として期待する教育現場と臨床現場の連携方法等をたずねた。
現在、半構造化個人インタビュー調査の結果から、教育現場と臨床現場の教育・連携における課題を抽出するとともに、管理栄養士が各成長段階で獲得する能力とその過程の特徴を分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の研究計画通り、管理栄養士養成課程に在籍し病院での臨地実習を担当する教員、病院に勤務し新人や学生の教育指導を行っている管理栄養士、管理栄養士養成課程に在籍し病院での臨地実習を修了した学生、病院に勤務し管理栄養士養成課程卒業後3年未満の新人管理栄養士への半構造化個人インタビュー調査を終了し、教育現場と臨床現場の教育・連携における課題を抽出するとともに、管理栄養士が各成長段階で獲得する能力とその過程の特徴を分析中であるため。

今後の研究の推進方策

当初の研究計画に従って半構造化個人インタビュー調査から得られた結果を基に質問紙調査を行い、教育指導者の「教育力」の伸長に影響を及ぼす要因を明らかにしていく。結果を学会発表・学術雑誌への論文投稿等を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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