研究課題
若手研究
「Society5.0時代」や「予測困難な時代」等と称される今日の社会では,全ての市民に対して,不確実な状況下でも適切な判断を下すための知識や考え方を身につけることが求められている。しかしながら,現在の学校数学の確率が扱うコイントスやサイコロ投げ等の事象の確率だけでは,日常生活や社会の事象を確率を応用して考察する活動 (確率的モデル化) の促進には不十分であると考える。そこで本研究では,確率的モデル化を促進する教材の開発原理を理論的に構築し,その有効性を実証的に明らかにすることを目的とする。