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第一子産前産後の父親における援助希求のハードルを考慮した効果的な働きかけは?

研究課題

研究課題/領域番号 23K12893
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

土井 理美  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (40778982)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード産前産後 / 父親 / 父親支援 / 援助希求 / 妊娠中 / 阻害要因 / 第一子
研究開始時の研究の概要

産前産後に多くの父親が悩みを経験している一方で、父親は援助希求することへのハードルを感じている。 特にパートナーが第一子妊娠中または産後1ヶ月程度の父親は、直面する可能性のある問題を具体的に想像できていない場合が多く、援助希求をする準備も整っているとは言い難い。
そこで本研究では、①第一子妊娠中または産後1ヶ月程度のパートナーを有する父親のうち、援助希求をしない父親の割合とその属性を把握、援助希求をしない父親が感じる援助希求できない理由を複数のタイプに分類、③援助希求できない理由の各タイプに応じた援助希求を促進する効果的な働きかけを開発、を目的とする。

研究実績の概要

2023年度に実施するアンケート調査の目的は、1)第一子妊娠中または産後4ヶ月までのパートナーを有する父親を対象として、援助希求をしない父親の割合を明らかにすること、2)援助希求をしない父親が感じる援助希求ができない理由について、想定する複数のタイプに分類されるか検証することであった。これらの目的を達成するために、父親に対するアンケート内容を検討した。
また、本研究を実施するために、東京医科歯科大学医学部倫理委員会の申請準備を行い、倫理承認を得た。
さらに、第一子妊娠中または産後4ヶ月までのパートナーを有する父親とした調査を行うために、外部調査機関に委託し、インターネット調査を実施する準備を進めた。 妊娠中と産後のパートナーを持つ父親が、おおよそ半数ずつになるように設定し、日本の第一子を持つ父親の年齢分布に合わせて募集を行なうこととした。募集する父親の人数は、500名を目標とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

父親へのアンケート項目の選定、倫理委員会の承認に時間を要した。
令和5年度3月には、計画していたインターネット調査がほぼできる状態であったため、計画当初よりはやや遅れているが、おおむね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

インターネット調査終了後、解析を行う。予定通り、父親の援助希求できない理由のタイプに応じた援助希求を促す働きかけの作成を行う。
それと同時に、効果検証をするためのリクルートに関して、具体的な方法を検討する。対象を自治体および医療機関としていたため、リクルートが可能な機関を準備する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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