研究課題
若手研究
近年、若年女性を中心に摂食障害の有病率が増加しており、発症を未然に防ぐ予防的介入が急務とされている。しかし、日本では摂食障害に対する予防的介入の研究知見が少なく、必要な支援が対象者に十分には届いていない。その理由として、①摂食障害の発症に至るリスク要因の未解明、②予防的介入の実施者の不足、という2つの課題がある。本研究では、日本の女子大学生を対象として、摂食障害発症のリスク要因の解明と、ピア実施者 (同世代の女子大学生) による予防的介入の実施可能性と有効性の検討を行う。