研究課題
若手研究
アクシオンは、量子色力学の強いCP問題と呼ばれる問題を解決するために1970年代に導入された未発見の素粒子である。重力崩壊型超新星爆発の内部で実現される極限環境ではアクシオンのような未発見の素粒子が生成される可能性がある。そこで本研究では、アクシオンの輸送を組み込んだ3次元超新星シミュレーションを実施し、超新星イベントからの重力波やニュートリノ信号に対する影響を予言する。