研究課題
若手研究
宇宙創生から現代に至る時空進化を理解するためには、銀河の形成過程や進化の素過程である星間ダストの進化および星形成を理解することが必要となる。本研究は、地上観測では未だ実現されていない高周波帯域(850GHz帯域)での観測によって、宇宙に漂うダストを詳細に観測する。この観測実現のため、2024年度から観測を開始する30cm南極望遠鏡と超伝導検出器MKIDのコンビネーションを採用する。現行の30cm南極望遠鏡の観測が終了次第、すぐさま受信機部分を換装して観測を開始できるよう、本研究では850GHz MKIDアレイの開発を主軸に研究を推進する。