配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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研究開始時の研究の概要 |
地震活動度は天体の地質的な活動度合いを測る指標の一つである。特に月の地震活動度は,現在の月内部の活動を知るだけではなく,現代から遡って月がどのように進化してきたのかを理解する上で重要となる。今までのアポロ月震データの解析から,月の地震活動度は地球や火星と比べて著しく低いことが指摘されており,「月は地質学的に死んだ天体」であるというのが一般的な理解である。しかし,本当にそうだろうか? 実は月震データには様々な問題があり,未だ十分に解析されていないのである。本研究では,未発見の月震を探索することで,月の地震活動度を見直し,「月は本当に地質学的に死んだ天体であるか?」という問いについて検討する。
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