研究課題
若手研究
本研究は,申請者が独自に考案したサンドイッチ(グラフェン/ボロンナイトライド/グラフェン)構造設計により,電気化学信号変化や色光信号変化ではなく,重量情報を電気信号に変換する簡便な方式で空気中のウイルスをリアルタイム検出できる,高いウイルス検出精度と耐久性を両立したグラフェンバイオセンサを開発する.そのために,構造最適化を可能とする分子動力学解析と周波数領域分解法を融合した新規解析法を開発し,微小電気機械システム(MEMS)技術を応用したサンドイッチ構造バイオセンサの作製技術を新たに創出する.これにより,高いウイルス検出精度と耐久性を両立した最適構造を具現化する.